ブラインドテスト結果(抽出時間、抽出量の香味特性)

先日は、参考用データの収集にご協力頂き、
ありがとうございました!
  
お陰様で、一般論や経験則、主観を取っ払った
『客観的データ』がとれました♪
  
内容を明かすと、、
抽出時間の違いによる好みに差が出るかのテストで、
  
A:短時間抽出
(蒸らし1分、抽出1分後(約400ml)、お湯希釈)
B:長時間抽出
(蒸らし1分、1分30秒ほど(全量抽出))
 
としていました。
共通の前提条件としては、
バランスの良いタイプの豆50gの中挽きに対して、
83±1℃のお湯700mlで抽出しました。
  
今回の知見も、前提条件ありきの
参考データ扱いです。
  
結果と考察は以下のようになります↓
   
○「大差なし」の意見は僅かにあったが、多くの人は、抽出時間の違いで香味差を感じた結果になった。
○香味の意見として、Aは酸味主体でスッキリ飲みやすく、Bは苦味を感じたという意見が目立った。
○豆のタイプで結果はガラッと変わる可能性がある。
結論としては、、
BSCでは、苦味を求める人(酸味が苦手な人)向けには、深煎りでの提案がベースではあるが、
抽出方法での提案はじっくり時間をかけることでも幅は出せることは伝える。
苦味が気になる人には、時間管理は有効な手段であることが確認できた。
今回含め、これまでのブラインドテストの結果からも言えることは、
豆のタイプだけではなく、お客さんの使う抽出器具や抽出量に応じた
トータルでの提案をこれからも大切にしていきます。
   
月1イベントとして継続中ですが、出店販売とは違い、お金にはなりませんが、
客観的なバックデータは大きな資産なので、今後もガンガン遊んでいきます 笑
  
来月もお付き合い頂ければ幸いです。
やりたいテーマが多すぎて困ります。。
店頭で過去のブラインドテストのまとめが印刷してファイリングしてあるので、
興味ある方は、遠慮なくご覧ください。
明日からグッと冷え込み、雪も振りそうです。。
体調管理には十分お気をつけください。